室外の化粧テープ（キャンパステープ、コーテープとも呼ばれます）は雨や日差しの影響により年々劣化していきます。特に日差しの強い箇所の場合、手で触れただけで崩れ落ちる程の劣化状態になることもあります。化粧テープだけが剥がれ落ちただけであればエアコンの機能事態に問題はありませんが、そのままの状態にしておくと冷媒配管を保護している「断熱材」まで劣化していき、最終的には冷媒配管（軟銅管）がむき出しになります。その状態になってしまうと熱交換効率が悪化しエアコンの効きにも影響してきます。景観の保護もさることながらエアコンの機能保全の為にも、化粧テープの劣化が気になり始めたら巻き直しメンテナンスをご検討されることをお勧め致します。

設置当初は気にならなかったが、最近室外機の位置や向きが気になる・・・という方は意外と多いようです。エアコン工事ガイドではエアコンメンテナンスの一環として「室外機の位置替え」や「室外機の移動」にも対応しております。簡単に動かして向きを変えればいいだけでしょ？と思われるかも知れませんが、無理やり向きを変えてしまうと室外機と冷媒配管の接続部分が不具合を起こし、冷媒ガスが漏れてしまう可能性があります。冷媒ガスが漏れてしまうと修繕するのに数万円というご費用が必要になってしまいますので、極力ご自身での室外機の移動はされないことをお勧め致します。

尚、バルコニーやベランダの塗装や防水処理の為に一度室外機を取り外して、補修工事が完了したあと再取り付けをしたい等のエアコンメンテナンスにも対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。（このような内容のご依頼が意外と多くなっております）

室外機の架台（プラブロック）に物を落としてしまい割れてしまった！等、装飾品や外部からの交換が可能な部分の保守メンテナンスももちろん行っております。また、設置当初は必要性を感じなかったが今になって取り付けてほしい・・・のようなご希望にも対応させて頂いております。化粧カバーの後付けのようなご相談も随時受け付けております。

エアコン本体のパーツが壊れてしまっているような状況ですと、部品手配にお時間を頂戴する場合がございますので予めご了承下さい。尚、エアコン内部部品の交換につきましてはメーカー様での対応となります。併せてご理解とご了承を頂けますようお願いいたします。

エアコンメンテナンス　冷媒ガス充填について

冷媒ガスの充填エアコンメンテナンスは下記の２つの条件のどちらかを満たすものに限らせて頂きます。

①エアコン設置から１年未満しか経過していないもの
②メーカー点検にてガス漏れ箇所が特定されているエアコン

室外機を移動したりして配管の接続部部が破損した場合などを除いて、基本的に冷媒ガスが年数の経過とともに徐々に少なくなっていくことはありません。接続不良や施工ミスがあった場合、どんなに時間がかかっても数か月で完全になくなってしまいます。
その為、設置されてから数年以上経過しているエアコンの効きが悪くなった場合は、機械本体故障の可能性が高くなるので冷媒ガスの充填エアコンメンテナンスは行っておりません。（メーカー様からの診断書がある場合はこの限りではありません）また、当社のエアコンメンテナンスは不良原因箇所の特定をするものではございませんので、メーカー診断がないものの冷媒ガス充填においてはガス漏れ保証対象外とさせていただいておりますので、予めご了承ください。